整備・修理

クーラントは、エンジン各部を適温に保つ為の物です。冷却水は冷却以外に鉄やアルミ、銅の妨錆効果があり性能が低下すると、水漏れ、ラジエータ内の目詰り、オーバーヒートの原因となります。冷却水は車検時ごとの交換をおすすめします。

パットはブレーキの使用に伴ない磨耗します。磨耗しすぎたパットを使用すると、ロータ部が削れて大変危険な上、パットの交換だけではなく高価なロータの交換も必要になってきます。パットは残りの厚さが4ミリ以下になったら交換です。

ブレーキオイルは水蒸気がオイルに溶け込んだり、ブレーキ作動に伴う摩擦熱により劣化します。劣化したオイルはブレーキが効かなくなる現象（ペーパーロック現象）を起こす事があり大変危険です。車検時ごとの交換が目安になります。

ワイパーの寿命は使用条件でかなり違ってきます。交換時期は半年が目安とも言われていますが、最近は耐久性のある素材の商品も多くなりました。劣化してくると視認性が悪化し、運転しづらくとても危険！1年に1回は交換しましょう！

バッテリーの寿命は2～3年です。突然の「バッテリー上がり」で路上でトラブルになる前に、早めの交換をお勧めいたします。JAFの出動で1番多いのがバッテリー上がりです！寿命は車の使用状況や、バッテリーの保守・管理によって変わりますが、寿命末期の症状は以下の通りです。

〇エンジンがかかりにくい。（セルの勢いが弱い）
〇バッテリー液の減りが早い。
〇アクセルを戻すとライトが暗い。
〇パワーウインドーの開閉が遅くなる。

こんな症状がありましたら、すぐ交換しましょう！

スパークプラグはガソリン車のエンジン内で発火し、ガソリンを燃焼させている部品です。プラグが不具合を起こすとエンジンのばらつき、エンジンがかからないなどのトラブルとなります。プラグは20,000kmでの交換が目安です。白金プラグは100,000kmの長寿命で燃費向上にもつながり、主流になりつつあります。